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〜1年の振り返り〜 (平成23年12月) |
今年もいよいよ押し詰ってきました。スタッフの皆様にはいつも業務でのご活躍に感謝いたします。 「平成の開国」元年を掲げた菅政権に始まり、TPP参加に揺れる野田政権で閉じようとする卯年です。年の始まりはテレビの地デジ化の移行でにぎわいましたが、東日本大震災後、日本のみならず、世界中が日本の復興に懸けた1年となりました。そしてアジア経済は中国バブルにもそろそろ翳りがみえ隠れしはじめ、今後の行方に影響を及ぼしそうです。 どりーまぁサービスでは、震災の影響で遅れはしたものの新規事業「サービス付き高齢者向け住宅“レスポワール”&小規模多機能ケア“夢ガーデン”も12月中旬にはオープンの運びとなりました。そして今素晴らしい新人スタッフたちも次々と仲間入りされ、こらからの法人の発展に力添えをしてもらっています。 激動の時代に攻めの経営ができることに改めて感謝の念にたえません。スタッフのこれまでの汗と努力、地域の方々からのお支え、関係機関からの信頼関係や協力体制、どれが欠けても実現できなかったことと確信できます。 今年元旦の朝日新聞朝刊の中で、読者からの「声」の欄に99歳になろうとする和歌山県の男性からの投書が思いうかびます。そこには、「生きようとする植物の底力に老身は気力をいただくばかりである。数え年99歳で白寿を迎える卯年を飛躍の年としたい。」とありました。 この言葉で私の1年が始まりました。 病気に苦しみながらも「進化論」にたどりついたダーウィン、耳がほとんど聞こえない中で作曲を続けたベートーヴェン、一度は死刑を宣告されながらも「罪と罰」を遺したドフトエフスキー。 ハンディキャップや不運を背負ってでもそれをバネに大きな功績を残された先人はたくさんいます。 1年を振り返り、来年1年を誓う際に、たとえ逆境や不遇にあったとしても、あきらめることなく立ち向かっていく勇気を先人たちから学び、目標を立ててみましょう。 平成23年12月1日 理事長 山口 浩志 |
